この記事では、適応障害で1年間休職した期間に実際にやったこと・できなかったことを全部書きます。
「休職中どう過ごせばいいかわからない」「回復までどのくらいかかるのか」
そんな疑問に、自分の経験をもとに正直に答えます。
休職直後(1〜2ヶ月目):何もできなかった期間
最初の2ヶ月は、本当に何もできませんでした。
朝起きてコーヒーを飲んで、またベッドに戻る。そんな毎日が続きました。
「こんなんで回復できるのか」と毎日不安でした。
「早く治さなければ」という焦りが常にありました。
でも今わかるのは、この「何もできない期間」が回復には絶対に必要だったということです。
壊れたエンジンを修理するには、まずエンジンを止めるしかない。
この時期にやっていたこと:
- とにかく寝る
- 散歩を少しずつ始める(最初は5分だけ)
- 好きなものだけ食べる
- SNSを見ない
この時期にやらなくてよかったこと:
- 仕事のことを考える
- 回復の計画を立てる
- 「早く治そう」と焦る
3〜4ヶ月目:少しずつ動き始めた期間
3ヶ月を過ぎたあたりから、少しずつ体が動くようになってきました。
① 散歩を毎日30分に増やした
朝の散歩が一番効きました。日光を浴びることでセロトニンが出て、気分が安定してくるのを実感しました。
② 本を読み始めた
最初はビジネス書ではなく、好きな小説やエッセイから始めました。
「読まなければ」ではなく「読みたいから読む」。そのスタンスが大事でした。
③ 整体に通い始めた
体が固まっていると心も固まることに気づきました。体をほぐすと、不思議と思考もクリアになりました。
メンタルケアは心だけじゃなく、体から入るルートもあることを知りました。
④ CBDオイルを試した
睡眠が全然取れなくなっていたので試しました。正直最初は「効くわけない」と思っていましたが、1週間試したら朝の目覚めが全然違いました。
依存性もなく、今も続けているルーティンです。
5〜8ヶ月目:インプットと準備の期間
体が動くようになってきたら、自然と「次のこと」を考えるようになりました。
① AI・副業を独学した
Claude・ChatGPT・Midjourney等のAIツールを独学。
「会社に依存しない収入を作る」ことを本気で考え始めました。
② 転職活動を始めた
市場価値を確認するために転職活動を開始。最終的に5社から内定をもらいました。
でも転職しませんでした。活動する中で「自分が本当にやりたいこと」が見えてきて、「独立」という答えが出たからです。
③ お金の勉強をした
iDeCo・NISA・確定申告・節税の基礎を学びました。
会社員のときは全部会社任せだったことに気づきました。
④ 毎日の習慣を整えた
- 7時間以上の睡眠
- 朝30分の散歩
- 1日1回「今日よかったこと」を書く
- 週1回、何もしない半日を作る
この4つが今でも続いているルーティンです。
9〜12ヶ月目:独立準備の期間
回復してきたら、次のステップが見えてきました。
独立前にやっておいたこと:
- クレジットカードを3枚作成
- 開業届の提出準備
- 青色申告の手続き確認
- 生活費6ヶ月分の確保
そして30歳で独立しました。
口座残高は43万円でした。「これで大丈夫か?」と何度も思いました。
でも、休職の1年間があったから踏み出せました。
あの時間がなければ、今の自分はなかったと思っています。
回復のために本当に効いたこと5つ
1年間を振り返って、本当に効いたことをまとめます。
- 「休む力」を練習した
完全に休めるようになるまで3ヶ月かかりました。「休む力」は練習しないと身につかないと知りました。 - 焦らなかった(焦れなくなった)
完璧に回復してからやろうとすると永遠に動けません。60%で動き始めることが回復への最短ルートでした。 - 体のケアを優先した
睡眠・散歩・整体・CBD。メンタルケアは心だけじゃなく体から入れることを学びました。 - 一人で抱え込まなかった
「飯食いに行こう」と言ってくれた友人がいました。何も期待せず、ただそこにいてくれた人。その存在が一番助かりました。 - 「元に戻る」を目標にしなかった
元に戻ることを目標にすると、また同じ場所で倒れます。回復のゴールは「前と同じ自分」ではなく「今に合った新しい自分」でした。
まとめ
休職中の過ごし方をまとめます。
- 最初の2ヶ月は何もしなくていい
- 3ヶ月目から少しずつ体を動かす
- 焦らず60%で動き始める
- 体のケアを優先する
- 一人で抱え込まない
「あのとき休んでよかった」と
思える日が必ず来ます。
今はそう信じなくていい。でも必ずそう思える日が来ます。
しんどい人に届きますように。
リョウ